デリケートゾーンに強いかゆみがあった場合、「膣カンジダかもしれない」と不安になるものです。
膣カンジダは女性の多くが発症リスクを持っているため、けして他人事ではありません。
- 膣カンジダはどんな症状が特徴?
- 性交渉以外に原因はあるの?
- 発症や再発を予防する方法は?
ここでは、上記3つの疑問を中心に、膣カンジダの特徴や日頃の対策についてご紹介します。
こんな症状なら膣カンジダかも?
膣カンジダは、カンジダ菌というカビの仲間(真菌)によって起こる膣炎です。
症状は「強いかゆみ」と「おりものの異常」の2つが主なもので、これらが影響して他の症状につながることもあります。
カンジダ症(真菌感染症、モニリア症)そのものは、膣以外にも口腔粘膜・わき・手足の指の間・鼠径部(脚の付け根)・乳房の下など皮膚や粘膜のあらゆる場所で発症する、珍しくないものです。
女性器に発症したものを膣カンジダと呼び、主に以下のような症状が現れます。
覚症状 |
・腟と外陰部に強いかゆみがある(かゆみがない場合もある) |
---|---|
おりものの状態 |
・量が多い |
におい |
・なし(あっても弱い) |
その他の症状 |
・性交痛 |
すべての症状が現れるとは限らず、人によって強いかゆみを感じなかったり、性交痛や排尿時痛を感じなかったりする場合もあるため、専門医による診断が必要です。
発症しやすいのはどんな人?
性器の感染症というと性交渉が原因のように思われがちですが、実は膣や外陰部の感染症で性交渉が原因であるケースは、全体の5%程度です。
カンジダ菌は普段から皮膚の表面や腸管内に存在しており、他の常在菌や免疫機能がはたらいているため、健康な状態であれば発症することはありません。
発症しやすいのは免疫機能のはたらきが低下している方や、ホルモンバランスが崩れている方で、たとえば以下のような方は注意が必要です。
- 心身にストレスを抱えている
- 妊娠している
- 糖尿病の治療を受けている
- ホルモン療法を受けている
- ピルを服用している
- HIVウイルスに感染している
- 抗菌薬を長期的に服用している
- 真菌感染症を繰り返している
- 抗生物質やステロイドを処方されている
免疫力が低下している方は、上記の他に月経の前後や運動で大量の汗をかいた後などでもカンジダ菌が増殖するため、発症リスクが高くなります。
生活習慣が乱れていたり、妊娠中の場合はストレスや栄養・睡眠不足などにより免疫力が低下しているため、カンジダ菌に負けやすい状態です。
糖尿病の治療やホルモン治療を受けている方、ピルを服用している方もホルモンバランスが崩れており、カンジダ菌の増殖によって発症リスクが高まっています。
また、他の感染症や病気治療が原因で膣カンジダを引き起こすこともあります。
たとえばHIVウイルスは感染していても数年~10年ほど無症候期(健康と大差ない状態)が続くため、自覚のないまま膣カンジダなど感染症を繰り返す方もいます。
自覚がなくとも免疫能力は徐々に低下しており、カンジダ菌など常在菌にも負けやすくなるため、早めの検査や診断と適切な処置が必要です。
抗生物質やステロイドは効果が強く、体を守ってくれている常在菌も殺してしまいます。
常在菌が減る中、膣や性器周辺の湿度と温度による快適な環境の中でカンジダ菌が増殖し、膣カンジダを発症しやすくなります。
膣カンジダにコラージュフルフル 泡石鹸がおすすめな理由
膣カンジダのもととなるカンジダ菌は人間にとって常に身近にあるため、完治してもちょっとした不注意で再発します。
発症リスクを抑えるには、必要以上にカンジダ菌が増えないよう、対策しなければなりません。
たとえばバスタイムで毎日手軽にできるケアとして、コラージュフルフル 泡石鹸がおすすめです。
コラージュフルフル 泡石鹸は、以下のような特徴があります。
- 肌と同じ弱酸性で低刺激
- 香りでごまかさない無香料
- パッチテスト済みで安心
- 泡で出るから洗いやすい
- 全身にも使える
- 抗真菌成分配合でしっかり対策
- 殺菌成分でにおいケアも
毎日肌に直接触れるものなので、肌と同じ弱酸性かつ低刺激な処方にこだわっています。
無香料のため、一般的なデリケートゾーン用消臭剤のように香りでごまかして、体臭と混ざって変なにおいが出るという心配もありません。
パッチテスト済みの成分かつ泡で出るため、刺激を受けやすいデリケートな部分はもちろん、全身に安心して使えます。
何よりも膣カンジダにおすすめな点は、抗真菌成分と殺菌成分の両方が配合されていることです。
使用されている抗真菌成分『ミコナゾール硝酸塩』は、膣カンジダの膣内用坐剤や外陰部用治療クリームにも含まれています。
口腔・食道のカンジダ症治療薬としても活用されている成分のため、膣カンジダでいつも異常にデリケートになっている粘膜部分の洗浄にも安心して使えます。
発症後のケアの他、再発防止や発症予防のひとつとしてもコラージュフルフル 泡石鹸がおすすめです。
※医薬部外品
コラージュフルフル 液体石鹸でも良いの?
リキッドソープタイプの『コラージュフルフル 液体石鹸』も人気ですが、デリケートゾーンの洗浄には向いていません。
配合成分自体に差はなく、抗真菌成分であるミコナゾール硝酸塩もコラージュフルフル 泡石鹸と同じように配合されています。
では何故デリケートゾーン向けではないのか、というと、ポンプを押すと液体の状態で出てくるためです。
デリケートゾーンは粘膜が外部にさらされている状態のため、ちょっとした刺激でダメージを受けたり黒ずんだりします。
ダメージを受けると、傷の部分に細菌や真菌が入り込んで悪臭の原因にもなります。
泡立てネットで泡状にすれば問題ありませんが、毎日のバスタイムとなると少し面倒ではないでしょうか。
泡状態で使用するのであれば、最初から泡の状態で出てくるコラージュフルフル 泡石鹸のほうが使いやすく、おすすめです。
液体石鹸 |
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内容量 |
価格(税込み) |
1mlあたりの価格 |
100ml |
1,320円 |
13.2円 |
250ml |
2,750円 |
11円 |
泡石鹸 |
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内容量 |
価格(税込み) |
1mlあたりの価格 |
150ml |
1,980円 |
13.2円 |
300ml |
2,530円 |
8.43円 |
上記のとおり、価格も大差ありません。
大きいボトルの場合は泡石鹸のほうがお得のため、「まずは150mlタイプをお試し感覚で購入してから、気に入ったらお得な300mlボトルを買う」方法はいかがでしょうか。
※医薬部外品
その他で、膣カンジダを再発させない方法!
膣カンジダは、再発することが多いため日頃の対策が必要です。
コラージュフルフル 泡石鹸でカンジダ菌が繁殖する前に対処する他、日常生活でも発症リスクを高めないよう行動しましょう。
体がカンジダ菌に負けてしまう理由は、(薬剤などイレギュラーな要因を除くと)免疫力の低下とカンジダ菌の増殖です。
再発予防のためには、以下のように「免疫力を下げない対策」と「カンジダの繁殖対策」が重要です。
- 心身のストレスをためない
- 栄養と休養をしっかりとる
- 通気性の良い下着を選ぶ
- 濡れた下着はこまめに替える
- 入浴後はきちんと乾かす
免疫力が低下しないよう、心と体の両方のケアが重要です。
栄養と休養をしっかりとり、趣味や運動で適度なストレス発散を行い、免疫力をアップさせましょう。
デリケートゾーンをカンジダ菌が増えやすい状態にならないための対策も必要です。
化学繊維ではなく綿を使用した通気性の良い下着を着用したり、濡れた下着はこまめに替えたり、入浴後はきちんと乾かしてから下着を見に付けましょう。
まとめ
強いかゆみが特徴の膣カンジダは、不快なおりものの大量分泌など毎日の生活に支障をきたすものです。
免疫力の低下など些細なことで発症しやすいため、完治しても再発する可能性が高いことに注意しなければなりません。
規則正しい生活で免疫力を上げる他、カンジダ菌対策で活用されるミコナゾール硝酸塩入りの「コラージュフルフル 泡石鹸」でしっかりと発症や再発を予防しましょう。
※医薬部外品